ひるあみコンフィ ブランディングデザイン

兵庫県明石市の地魚ビストロ Bistro Logseaによる「ひるあみコンフィ」のブランディングとデザインを担当させていただきました。
コンセプトメイク、ロゴ、ネーミングから、撮影ディレクション、パッケージデザイン、商品リーフレット、ECサイトなどのクリエイティブ制作を行いました。
「ひるあみコンフィ」は、明石浦漁協で水揚げされた一本釣りの「浦サワラ」を使用したコンフィ。明石には、朝方獲れた活魚が昼前には市に並ぶという独特のセリのスタイルがあり、そこで手に入る鮮魚は「昼網」と呼ばれ、極めて新鮮で味がよいものとして知られています。そんな中でも漁師やセリ人、料理人など、地元の魚好きがこぞって推すのが、昼網の「浦サワラ」。
素材がいいものは、シンプルに味わうのがいちばんおいしい、というシェフの思いから、“白ごはんにのっけるフレンチ“をコンセプトに、ツウ好みなごはんのおともとしてブランドイメージを作っていきました。
明石は、江戸時代より城下町として栄えた地。江戸の絵師・歌川国貞の作『明石ノ浦景(1847年~1852年)』には、いかにも新鮮な魚介を桶に入れて運ぶ、いきいきとした女性たちの様子が描かれており、当時から明石の産物が高く評価されていたことを今に伝えています。明石が誇るこうした水産の歴史を背景に、「ひるあみコンフィ」のロゴマークには江戸女性をモチーフに選びました。同時に、デリケートで色白の肌を持つサワラにたおやかな女性のイメージを重ね、加えて、漁師の妻が多く働き手として活躍する明石浦漁協の港の風景からもインスピレーションを得た、重層的な意味を持つシンボルです。

CLIENT

PROJECT

明石浦のブランドサワラ“浦サワラ“を使用した「ひるあみコンフィ」ブランディングデザイン

CATEGORY

Branding / Logo design /Total direction / Label design / Web design

CREDIT

Photograph_Nagisa Nishijima

CLIENT

PROJECT

明石浦のブランドサワラ“浦サワラ“を使用した「ひるあみコンフィ」ブランディングデザイン

CATEGORY

Branding / Logo design /Total direction / Label design / Web design

CREDIT

Photograph_Nagisa Nishijima